“笠金村”の読み方と例文
読み方割合
かさのかなむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「見れど飽かぬ吉野よしぬの河の常滑とこなめの絶ゆることなくまたかへり見む」(巻一・三七)とも比較が出来るし、また、笠金村かさのかなむらとも同行したのだから、金村の
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
なお笠金村かさのかなむらが塩津山で作った歌、「丈夫ますらを弓上ゆずゑふり起し射つる矢を後見む人は語り継ぐがね」(巻三・三六四)があって、家持はそれをも取入れて居る。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
天平五年春うるう三月、入唐使(多治比真人広成たじひのまひとひろなり)が立つ時に、笠金村かさのかなむらが贈った長歌の反歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)