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吃驚
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きっきょう
ふりがな文庫
“
吃驚
(
きっきょう
)” の例文
◯一方エリパズら三友は、来り観て想像以上の悲惨なる光景にまず
吃驚
(
きっきょう
)
し、同情と共に一種の疑の起るを防ぎ得なかったのである。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
からりと鳴って、響くと
斉
(
ひと
)
しく、
金色
(
こんじき
)
の
機
(
はた
)
の
梭
(
ひ
)
、一具宙を
飛落
(
とびお
)
つ。一同
吃驚
(
きっきょう
)
す。社殿の
片扉
(
かたとびら
)
、
颯
(
さっ
)
と
開
(
ひら
)
く。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それから税関の
騒擾
(
そうじょう
)
に
吃驚
(
きっきょう
)
したり、馬車の御者が膝の上にも達する長い靴をはき、鞭をとり、
革嚢
(
かくのう
)
を持っているのを不思議がったり、初めてミミズを見たり、ノルマンヂイの痩せた豚で驚いたりした。
ファラデーの伝:電気学の泰斗
(新字新仮名)
/
愛知敬一
(著)
(
掴
(
つかみ
)
ひしぐが如くにして
突離
(
つきはな
)
す。初の烏、
摚
(
どう
)
と地に坐す。三羽の烏は
故
(
わざ
)
とらしく
吃驚
(
きっきょう
)
の
身振
(
みぶり
)
をなす。)地を
這
(
は
)
ふ烏は、鳴く声が違ふぢやらう。うむ、
何
(
ど
)
うぢや。地を這ふ烏は何と鳴くか。
紅玉
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
(
掴
(
つかみ
)
ひしぐがごとくにして突離す。初の烏、
摚
(
どう
)
と地に
座
(
ざ
)
す。三羽の烏はわざとらしく
吃驚
(
きっきょう
)
の
身振
(
みぶり
)
をなす。)地を
這
(
は
)
う烏は、鳴く声が違うじゃろう。うむ、どうじゃ。地を這う烏は何と鳴くか。
紅玉
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“吃驚”の意味
《名詞》
吃 驚(きっきょう、きっけい, 当て字:びっくり)
驚くこと。
(出典:Wiktionary)
吃
漢検準1級
部首:⼝
6画
驚
常用漢字
中学
部首:⾺
22画
“吃驚”で始まる語句
吃驚仰天
吃驚敗亡