トップ
>
可愧
>
はずか
ふりがな文庫
“
可愧
(
はずか
)” の例文
「さようおっしゃりましてはお
可愧
(
はずか
)
しゅうございます、誠にお
麁末
(
そまつ
)
で、どうぞ差置かれまし。」
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
憑物
(
つきもの
)
でも放れて行ったように思うんですが、こりゃ何なんでしょう、いずれその事に就いてでしょうよ、」と
微
(
かす
)
かに
笑
(
えみ
)
を含んで、神月は
可愧
(
はずか
)
しげに上人が白き
鬚
(
ひげ
)
ある
棗
(
なつめ
)
のごとき
面
(
おもて
)
を見た。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お前にも恩を
被
(
き
)
た私だから、訳は分ってる、こう見えても
可愧
(
はずか
)
しいが、馬車に乗ったこともあるし、
御前様
(
ごぜんさま
)
々々と
畏
(
かしこま
)
られたこともあるが、
大
(
おおき
)
な声一つ出してお前にゃあ、用を言い付けたこともない。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
可
(
よ
)
くッてよ、」と
可愧
(
はずか
)
しそうに、打返してまた裏を見た。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
愧
漢検1級
部首:⼼
13画
“可”で始まる語句
可
可笑
可愛
可憐
可哀
可恐
可厭
可怪
可成
可惜