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召放
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めしはな
ふりがな文庫
“
召放
(
めしはな
)” の例文
しかし中黒達弥を
召放
(
めしはな
)
しております。そのために密通の風評が起こりましたので、そこになにかこんたんがあるものと、私は存じます。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
其方
儀
(
ぎ
)
村長
(
むらをさ
)
役をも
勤
(
つとめ
)
ながら傳吉留守中同人叔母早と
密通
(
みつつう
)
に及び早を我が家へ引取妻と致し其後村長役を
召放
(
めしはな
)
され傳吉へ
後役
(
あとやく
)
申付られしを
妬
(
ねた
)
く思ひ加之猿島河原に於て
現在
(
げんざい
)
娘千代事
空
(
うつ
)
せみを切害し其罪を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
祖父の代までは微禄の御家人で、本所のほうの小屋敷に住んでいたらしい。父が家督をし、祖父が亡くなるとまもなく、
小普請組
(
こぶしんぐみ
)
のうち十年
無役
(
むやく
)
の者が
召放
(
めしはな
)
しになった。
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
村人に相談もせず金三十兩餘に
賣
(
うり
)
横領
(
わうりやう
)
のありければ百姓共は
堪忍
(
かんにん
)
成難
(
なりがた
)
しと高田の役所へ訴へければ役人
吟味
(
ぎんみ
)
のうへ憑司事重々不屆の儀に付村役
召放
(
めしはな
)
され其上小前の百姓へ早々勘定致すべき旨
嚴敷
(
きびしく
)
仰付られけるに依て寶田村にては名主の跡役を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
召
常用漢字
中学
部首:⼝
5画
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
“召”で始まる語句
召
召使
召捕
召上
召仕
召食
召物
召抱
召縮緬
召集