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取挫
ふりがな文庫
“取挫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とりひし
80.0%
とりくじ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりひし
(逆引き)
「間、貴様は犬の
糞
(
くそ
)
で
仇
(
かたき
)
を取らうと思つてゐるな。遣つて見ろ、そんな場合には
自今
(
これから
)
毎
(
いつ
)
でも蒲田が現れて
取挫
(
とりひし
)
いで遣るから」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
その
出端
(
でばな
)
を利用して敵を驚かして、一気に
取挫
(
とりひし
)
ぐことは、喧嘩の気合を知っているものにはむしろ
容易
(
たやす
)
いことですが、駒井は閑却されて、あとから出た豪傑が人気を独占しましたけれど
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
取挫(とりひし)の例文をもっと
(4作品)
見る
とりくじ
(逆引き)
人を
打懲
(
うちこ
)
らし、
取挫
(
とりくじ
)
くの力においては自信の有り余る米友が、人を救う段になると、溺死人の一人をどうすることもできないのを、身も世もあらぬほどに口惜しがって
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
取挫(とりくじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
挫
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付
“取挫”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
中里介山
幸田露伴
泉鏡花