取挫とりくじ)” の例文
人を打懲うちこらし、取挫とりくじくの力においては自信の有り余る米友が、人を救う段になると、溺死人の一人をどうすることもできないのを、身も世もあらぬほどに口惜しがって
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)