“半径”の読み方と例文
旧字:半徑
読み方割合
はんけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
バードックの町を中心にして三〇キロの半径はんけいの円にはいる地域ちいきの町や村が、透明人間の出没しゅつぼつにそなえたのである。
翌日よくじつめると、依然としてのうの中心から、半径はんけいちがつたえんが、あたま二重にぢうに仕切つてゐる様な心持がした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
玉川ゴルフ場から十分ぐらいの半径はんけいの中なら、一軒一軒当っていっても多寡たかが知れているではないか。どうして分らぬのか、分らんでいる方がむついと思うが……
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)