うし)” の例文
家を建つるに三輪方さんりんぼうというものがある。この日にたてまえした家は必ず倒れるとて、大工などは大いに嫌う。その繰り方は知らざれども、とらうしについての配合の規則があるそうだ。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
「ようござんしょう。お邪魔じゃまするのも、心ない仕業しわざだ。またお前さんの折角の保養を、妨げても気の毒だ。伝七は明日のうしの刻頃までは、伺いませんから、どうぞゆっくりしておくんなさい」