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勘
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かんが
ふりがな文庫
“
勘
(
かんが
)” の例文
承わりますれば、上宮太子
厩戸皇子
(
うまやどのおうじ
)
様、百王治天の安危を
勘
(
かんが
)
え、日本一州の未来記を
認
(
したた
)
め、この寺院に秘蔵あそばさるるとか。
赤坂城の謀略
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
コノお召
縮緬
(
ちりめん
)
の
小袖
(
こそで
)
を仕立直おさして、あれをこうしてこれをこうしてと、毎日々々
勘
(
かんが
)
えてばッかいたんだ。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
もし子二人あるかまた外に
厄介
(
やっかい
)
あれば、終歳の工料を尽して以て供給に足らず、何の有余を得て酒色に耽楽する事を得んと。これ工匠の労と産とを
勘
(
かんが
)
え知るべき大略なり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
刑法の定りは宜しくても、其法を守るとして、却て軽々しく人をころす事あり、よく/\慎むべし。たとひ少々法にはづるゝ事ありとも、兎も角情実をよく
勘
(
かんが
)
へて軽むる方は難なかるべし。
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
“勘”の意味
《名詞》
(カン)直感的な感覚や判断力。
《動詞》
(コウ-ずる ウ音便化)拷問にかける。
(出典:Wiktionary)
勘
常用漢字
中学
部首:⼒
11画
“勘”を含む語句
勘定
勘考
勘定書
御勘定
勘定方
勘当
勘忍
勘違
勘定奉行
勘亭流
御勘気
勅勘
銭勘定
勘破
割前勘定
勘定台
勘解由小路
御勘定方
勘藏
勘弁
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