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動揺
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ゆすぶ
ふりがな文庫
“
動揺
(
ゆすぶ
)” の例文
旧字:
動搖
もっと平岡を
動揺
(
ゆすぶ
)
る事が出来た。もっと彼の
肺腑
(
はいふ
)
に
入
(
い
)
る事が出来た。に違ない。その代り遣り損えば、三千代に迷惑がかかって来る。平岡と
喧嘩
(
けんか
)
になる。かも知れない。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
巡礼は泣き出した児を
動揺
(
ゆすぶ
)
って、暮方の秋の空を
眺
(
なが
)
め眺め行きました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
もし思ひ切つて、三千代を
引合
(
ひきあひ
)
に
出
(
だ
)
して、自分の考へ通りを、遠慮なく正面から
述
(
の
)
べ立てたら、もつと強い事が云へた。もつと平岡を
動揺
(
ゆすぶ
)
る事が出来た。もつと
彼
(
かれ
)
の肺腑に入る事が出来た。に
違
(
ちがひ
)
ない。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
私の
生命
(
いのち
)
は根から
動揺
(
ゆすぶ
)
られ通しだ。
芽生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“動揺”の意味
《名詞》
動 揺(どうよう)
揺れ動くこと。
体制などが揺らぐこと。
心配などにより気分が揺れ動き、不安な気持ちになること。
《動詞》
揺れ動く。
心配などにより不安な気持ちになる。
(出典:Wiktionary)
動
常用漢字
小3
部首:⼒
11画
揺
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“動”で始まる語句
動
動悸
動物
動顛
動作
動搖
動機
動静
動物園
動坂