“刻(おろ)” の例文
薬研(やげん)で物を刻(おろ)す音が壁に響いて来る。部屋の障子の開いたところから、斜(はす)に中の間の一部が見られる。そこには番頭や手代が集って、先祖からこの家に伝わった製薬の仕事を励んでいる。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)