別山べつざん)” の例文
三峰さんぽうあり、南を別山べつざんとし、北を大汝嶽おおなんじだけとし、中央を御前峰ごぜんがみねとす。……うしろ剣峰けんがみねあり、そのさま五剣ごけんううるが如し、皆四時しじ雪をいただく。山中に千仞瀑せんじんだきあり。御前峰の絶壁にかかる。美女坂びじょざかよりはるかるべし。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
黒部別山べつざんえでもしなければ不可能である。
黒部川を遡る (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)