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初毛
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うぶげ
ふりがな文庫
“
初毛
(
うぶげ
)” の例文
小学校時代の
初毛
(
うぶげ
)
の生えた曲線の多い首すじ。殊にえり際。大人と子供との中間の人の首すじを見るのは特別に面白い。
人の首
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
有るか無きかの
微風
(
そよかぜ
)
にも、その
初毛
(
うぶげ
)
のやうな、また
綿
(
わた
)
のやうな花が軽く静かに飛んで行く。いや花では無くて、やはり花の後に著ける綿なのである。
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
柔らかな
初毛
(
うぶげ
)
のはえた肉色の一脚にならんで、それはつやつやと手垢にみがかれた骨董品のやうな一脚であつたのだ。
三十三の死
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
お銀は軟かい
初毛
(
うぶげ
)
の見える腕を延ばして、
含嗽莨
(
うがいたばこ
)
などをふかした。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
雛
(
ひな
)
の
初毛
(
うぶげ
)
はみすぼらし
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
秀
(
ほ
)
の
髄
(
ずゐ
)
の露の
初毛
(
うぶげ
)
を。
海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“初”で始まる語句
初
初心
初々
初手
初夏
初春
初陣
初秋
初午
初旬