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セツ
ふりがな文庫
“
切
(
セツ
)” の例文
皆手に手に、張り切つて發育した、蓮の莖を抱へて、廬の前に竝んだのには、常々くすりとも笑はぬ
乳母
(
オモ
)
たちさへ、腹の皮をよつて
切
(
セツ
)
ながつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
皆手に手に、張り切つて發育した、蓮の莖を抱へて、廬の前に竝んだのには、常々くすりとも笑はぬ
乳母
(
オモ
)
たちさへ、腹の皮をよつて、
切
(
セツ
)
ながつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
皆手に手に、張り切つて発育した、蓮の茎を抱へて、廬の前に並んだのには、常々くすりとも笑わぬ
乳母
(
オモ
)
たちさへ、腹の皮をよつて、
切
(
セツ
)
ながつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
……さう思へば、若しや今、千部に滿たずにしまふやうなことがあつたら、我が
魂
(
タマ
)
は何になることやら。やつぱり、鳥か、蟲にでも生れて、
切
(
セツ
)
なく鳴き續けることであらう。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
……さう思へば、若しや今、千部に滿たずにしまふやうなことがあつたら、我が
魂
(
タマ
)
は何になることやら。やつぱり、鳥か、蟲にでも生れて、
切
(
セツ
)
なく鳴き續けることであらう。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
……さう思へば、
若
(
モ
)
しや今、千部に満たずにしまふやうなことがあつたら、我が
魂
(
タマ
)
は何になることやら。やつぱり、鳥か、虫にでも生れて、
切
(
セツ
)
なく鳴き続けることであらう。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
もの思ふこと
彼
(
カレ
)
の如く深く、之を表すこと彼の如く
切
(
セツ
)
にして、なほ知識
歌舞妓芝居後ありや
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“切”の意味
《名詞》
(きれ)布の一部分。転じて布。
《形容動詞》
(セツ)緊急である、余裕がない。
(セツ) 心を込めて祈るさま。
(セツ) 身にしみて強く感じるさま。
《助詞》
(きり、ぎり)のみ。だけ。
(出典:Wiktionary)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“切”を含む語句
大切
一切
切々
突切
打切
切断
切歯
思切
切立
切端
引切
息切
掻切
巾着切
半切
仕切
切通
切符
切掛
手切
...