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出陣
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しゅつじん
ふりがな文庫
“
出陣
(
しゅつじん
)” の例文
そこでこの上はもう
田村麻呂
(
たむらまろ
)
をやるほかはないというので、いよいよ
田村麻呂
(
たむらまろ
)
を
大将
(
たいしょう
)
にして、
奥州
(
おうしゅう
)
へ
出陣
(
しゅつじん
)
させることになりました。
田村将軍
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「これはせっかくのご
出陣
(
しゅつじん
)
ですが、じつはそのちょっと東京へいってくるつもりで……はなはだ
残念
(
ざんねん
)
だが……」
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
それというのは、
豊臣秀吉
(
とよとみひでよし
)
がここ二、三年のうちに、
朝鮮征伐
(
ちょうせんせいばつ
)
を実行するらしかったので、もしそうなると、
清兵衛
(
せいべえ
)
もむろん
毛利輝元
(
もうりてるもと
)
について
出陣
(
しゅつじん
)
せねばならぬ。
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
我が国の
誉
(
ほまれ
)
として我々は親も捨て、はなはだしきは妻子を
殺
(
ころ
)
すまでして
出陣
(
しゅつじん
)
した例などを物語ると、今日の西洋人の耳には
野蛮
(
やばん
)
に聞こゆるそうだが、かくのごとき例は幾たび聞いても
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
出陣
(
しゅつじん
)
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
いよいよ
出陣
(
しゅつじん
)
の
支度
(
したく
)
ができ
上
(
あ
)
がって、
京都
(
きょうと
)
を
立
(
た
)
とうとする
朝
(
あさ
)
、
田村麻呂
(
たむらまろ
)
はいつものとおり
清水
(
きよみず
)
の
観音様
(
かんのんさま
)
にお
参
(
まい
)
りをして
田村将軍
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
大
(
おお
)
よろこびで、さっそく
為朝
(
ためとも
)
を
味方
(
みかた
)
に
加
(
くわ
)
えて、みんなすぐと
出陣
(
しゅつじん
)
の
用意
(
ようい
)
にとりかかりました。
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
“出陣”の意味
《名詞》
出陣(しゅつじん)
戦場や戦争に行くこと。
(出典:Wiktionary)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
陣
常用漢字
中学
部首:⾩
10画
“出陣”で始まる語句
出陣中
出陣表