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出途
ふりがな文庫
“出途”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゅっと
33.3%
でさき
33.3%
でみち
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅっと
(逆引き)
松野謹三、
渠
(
かれ
)
は去年の秋、
故郷
(
ふるさと
)
の家が焼けたにより、東京の学校を中途にして帰ったまま、学資の
出途
(
しゅっと
)
に窮するため、
拳
(
こぶし
)
を握り、足を爪立てているのである。
瓜の涙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
出途(しゅっと)の例文をもっと
(1作品)
見る
でさき
(逆引き)
ところでその蛇のような光る影も、
向
(
むき
)
かわって、また
私
(
わたくし
)
の
出途
(
でさき
)
へ映りましたが、兎はくるくると寝転びながら、草の上を見附けの式台の方へ参る。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
出途(でさき)の例文をもっと
(1作品)
見る
でみち
(逆引き)
少年
(
しょうねん
)
は、
障子
(
しょうじ
)
にとまって、
出途
(
でみち
)
を
失
(
うしな
)
い、
困
(
こま
)
っているはちを
見
(
み
)
ながら、いろいろのことを
空想
(
くうそう
)
しました。
サーカスの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
出途(でみち)の例文をもっと
(1作品)
見る
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“出”で始まる語句
出
出来
出入
出鱈目
出來
出会
出立
出逢
出掛
出雲
“出途”のふりがなが多い著者
泉鏡花
小川未明