“しゅっと”の漢字の書き方と例文
語句割合
出途100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松野謹三、かれは去年の秋、故郷ふるさとの家が焼けたにより、東京の学校を中途にして帰ったまま、学資の出途しゅっとに窮するため、こぶしを握り、足を爪立てているのである。
瓜の涙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)