出立でたて)” の例文
それから東京とうきやう出立でたてにはめし非常ひじやううまいので、はらゑてすと、大抵たいてい宿屋やどやかなはない、三度々々さんど/\つちやどくだとやうことはなして、またみんなわらはした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
それから東京へ出立でたてには飯が非常にうまいので、腹をえて食い出すと、大抵の宿屋はかなわない、三度三度食っちゃ気の毒だと云うような事を話して、またみんなを笑わした。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
自分は三沢へ端書はがきを書いたあとで、風呂から出立でたての頬に髪剃かみそりをあてようと思っていた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)