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出立
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でたて
ふりがな文庫
“
出立
(
でたて
)” の例文
それから
東京
(
とうきやう
)
へ
出立
(
でたて
)
には
飯
(
めし
)
が
非常
(
ひじやう
)
に
旨
(
うま
)
いので、
腹
(
はら
)
を
据
(
す
)
ゑて
食
(
く
)
ひ
出
(
だ
)
すと、
大抵
(
たいてい
)
の
宿屋
(
やどや
)
は
叶
(
かな
)
はない、
三度々々
(
さんど/\
)
食
(
く
)
つちや
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
だと
云
(
い
)
ふ
樣
(
やう
)
な
事
(
こと
)
を
話
(
はな
)
して、また
皆
(
みんな
)
を
笑
(
わら
)
はした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
それから東京へ
出立
(
でたて
)
には飯が非常に
旨
(
うま
)
いので、腹を
据
(
す
)
えて食い出すと、大抵の宿屋は
叶
(
かな
)
わない、三度三度食っちゃ気の毒だと云うような事を話して、また
皆
(
みんな
)
を笑わした。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
自分は三沢へ
端書
(
はがき
)
を書いた
後
(
あと
)
で、風呂から
出立
(
でたて
)
の頬に
髪剃
(
かみそり
)
をあてようと思っていた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“出立”の意味
《名詞》
(旅などに)出発すること。
(出典:Wiktionary)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“出立”で始まる語句
出立前
出立点
出立後