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凋
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しを
ふりがな文庫
“
凋
(
しを
)” の例文
頭
(
かしら
)
の家は大屋さんで御座りますからとて
凋
(
しを
)
れるをすかして、さらば門口まで送つて遣る、叱からるゝやうの事は爲ぬわとて連れらるゝに
四隣
(
あたり
)
の人胸を撫でゝはるかに見送れば
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
再會していよ/\君が情ある人なることを知る。されど薔薇は既に
凋
(
しを
)
れ、
白鵠
(
くゞひ
)
は復た歌はずなりぬ。おもふに君は
聖母
(
マドンナ
)
の恩澤に浴して、我に
殊
(
こと
)
なる好き運命に逢ひ給ふなるべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
(定重は奧へゆかんとする時、奧より佐々木高綱は
頭髻
(
もとどり
)
を切りたる
有髮
(
うはつ
)
の
僧形
(
そうぎやう
)
。直垂の袴をくゝりて
脛巾
(
はゞき
)
をはきたる旅姿にて笠を持ち出づ。あとより薄衣、與一、六郎、小萬等は打
凋
(
しを
)
れて送り出づ。)
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
湿りたる土の
香
(
か
)
のさみしさに
晷
(
かげ
)
りつつうち
凋
(
しを
)
る。
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
凋
(
しを
)
れの甘き
香
(
か
)
もぞする。……ああ見まもれど
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
凋
(
しを
)
れたる
調和
(
てうわ
)
にぞ
修道女
(
しゆうだうめ
)
の
一人
(
ひとり
)
消えさり
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
凋
(
しを
)
れたる
官能
(
くわんのう
)
の、あるは、青みに
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
いづくにか
凋
(
しを
)
れし花の息づまり
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
凋
(
しを
)
れたるもののにほひは
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
凋
漢検準1級
部首:⼎
10画
“凋”を含む語句
凋落
凋衰
凋零
一少艾衣類凋損
凋傷
凋弊
凋滅
凋然
凋萎
凋落期
凋謝
咲凋
萎靡凋落
衰凋