内法うちのり)” の例文
そうして抜く手も見せず斬り付けてくると「葺下しの茅葺屋根ゆえ内法うちのりが低いから、切先を鴨居へ一寸ばかり切り込んでがちり」。
レコードの寸法を標準として作るとしても、内法うちのり外法そとのりを間違えたために、いざ出来て見るとレコードが入らなかったなどという失敗は、なさそうで実は往々にして経験することだ。
初重の仕形だけのもあり、二手先または三手先、出組だしぐみばかりなるもあり、雲形波形唐草生類彫物しやうるゐほりもののみを書きしもあり、何より彼より面倒なる真柱から内法うちのり長押なげし腰長押切目長押に半長押
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
出し組ばかりなるもあり、雲形波形唐草からくさ生類しょうるい彫物のみを書きしもあり、何よりかより面倒なる真柱から内法うちのり長押なげし腰長押切目長押に半長押、縁板えんいた縁かつら亀腹柱高欄垂木たるきます肘木ひじきぬきやら角木すみぎの割合算法
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)