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内懷
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うちふところ
ふりがな文庫
“
内懷
(
うちふところ
)” の例文
新字:
内懐
さうしてしみ/″\と
快
(
こゝろよ
)
かつた。お
品
(
しな
)
は
衣物
(
きもの
)
を
引
(
ひ
)
つ
掛
(
か
)
けると
直
(
す
)
ぐと
與吉
(
よきち
)
を
内懷
(
うちふところ
)
へ
入
(
い
)
れた。お
品
(
しな
)
の
後
(
あと
)
へは
下女
(
げぢよ
)
が
這入
(
はひ
)
つたので、おつぎは
其
(
その
)
間
(
あひだ
)
待
(
ま
)
たねばならなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
するが怪い者には決してござらぬと云に雲助共は
更
(
さら
)
に
聞入
(
きゝいれ
)
ずそんなら
酒代
(
さかだい
)
を置て
行
(
ゆけ
)
只通してなるものかと半四郎一人を
取卷
(
とりまき
)
ける故半四郎も今は是非なく
覺悟
(
かくご
)
を
極
(
きは
)
め
猶
(
なほ
)
内懷
(
うちふところ
)
にて胴卷を
確
(
しつ
)
かと結び帶を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
懷
部首:⼼
19画
“内懷”で始まる語句
内懷中