トップ
>
其君
ふりがな文庫
“其君”の読み方と例文
読み方
割合
そのきみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのきみ
(逆引き)
いゝか、君は笑つてゐる。笑つてゐるが、
其君
(
そのきみ
)
は何も
為
(
し
)
ないぢやないか。君は世の
中
(
なか
)
を、
有
(
あり
)
の
儘
(
まゝ
)
で受け取る男だ。言葉を換えて云ふと、意志を発展させる事の出来ない男だらう。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
諺
(
ことわざ
)
にいはく千里の
道
(
みち
)
を
走
(
はし
)
る馬
常
(
つね
)
にあるといへども是を
知
(
し
)
る
伯樂
(
はくらく
)
もなく
其智者
(
そのちしや
)
にあへはなしとかや
人間
(
にんげん
)
も又同じ
忠信
(
ちうしん
)
義信
(
ぎしん
)
の人
多
(
おほ
)
くあつても
其君
(
そのきみ
)
のこゝろくらくして是を用ゆる事なくんばむなしく
泥中
(
でいちう
)
玉
(
たま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其君(そのきみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後
検索の候補
君子素其位而行
“其君”のふりがなが多い著者
作者不詳
夏目漱石