六歩むあし)” の例文
「ぷッ、」と噴出すように更に笑った女が、たまらぬといったていに、裾をぱッぱッと、もとのかたへ、五歩いつあし六歩むあし駈戻かけもどって、じたように胸を折って
みさごの鮨 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いどは勝手口からたゞ六歩むあし、ぼろ/\に腐つた麦藁屋根むぎわらやね通路かよひぢいどふてる。
水汲み (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)