トップ
>
先頃
>
さきころ
ふりがな文庫
“
先頃
(
さきころ
)” の例文
道翹
(
だうげう
)
が
答
(
こた
)
へた。「
豐干
(
ぶかん
)
と
仰
(
おつし
)
やいますか。それは
先頃
(
さきころ
)
まで、
本堂
(
ほんだう
)
の
背後
(
うしろ
)
の
僧院
(
そうゐん
)
にをられましたが、
行脚
(
あんぎや
)
に
出
(
で
)
られた
切
(
きり
)
、
歸
(
かへ
)
られませぬ。」
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
私
(
わたくし
)
は
取
(
と
)
り
敢
(
あ
)
へずこんな
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
つた。
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
に
先頃
(
さきころ
)
掛
(
か
)
けてあつた
畫
(
ゑ
)
をおぼえてゐるだらう。
唐子
(
からこ
)
のやうな
人
(
ひと
)
が
二人
(
ふたり
)
で
笑
(
わら
)
つてゐた。あれが
寒山
(
かんざん
)
と
拾得
(
じつとく
)
とをかいたものである。
寒山拾得縁起
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
頃
常用漢字
中学
部首:⾴
11画
“先頃”で始まる語句
先頃来
先頃者