“催(うなが)” の例文
恒例臨時の節会(せちえ)を除けば、外は時々の除目(じもく)または御料所の年貢の催(うなが)し、神社仏閣の昇格の裁許くらいのものである。
こうして凶作義金は当るべからざる道徳的自信と幸福感とに催(うなが)されて、続々として集まる。
現代日本の思想対立 (新字新仮名) / 戸坂潤(著)
素(もと)より葉石との関係を知れる彼は、容易に諾(うべな)わず、もし葉石と共に帰国せば、他の斡旋(あっせん)に余儀なくせられて、強(し)いて握手することともならんずらん、今の時を失いてはとて、なお妾を催(うなが)して止(や)まず
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
平次は後ろから催(うなが)しました。
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)