二三年来、問題に触れて書いて来た社会評論の内から、手頃と思われるものを選んで、出版することにした。私はかねてから、批評の任務は努めて客観的公正を守るということにあると信じている。観察者には色眼鏡があってはならない、事実そのものをして語らせな …
著者 | 戸坂潤 |
ジャンル | 哲学 > 東洋思想 > 日本思想 |
初出 | 「現代日本の思想対立」今日の問題社、1936(昭和11)年12月 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約4時間10分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約6時間57分(300文字/分) |