“側(ソバ)” の例文
船室へ乗りあひの衆がおりて行つて後も、前後四時間かうして無言に青空ばかり仰いでゐる私の側(ソバ)に、海の面きり眺めてゐた。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
玄蕃(ゲンバ)盛政ノ側(ソバ)ニ老功ノ武者アリ。志津(シヅ)ヶ嶽(タケ)(大岩山ノ誤リ)ニ向フ時、中川瀬兵衛清秀ノ取出(トリデ)(防塁ノコト)昨今ノ急築ナレバ、塀土(ヘイド)モ乾ク可(ベ)カラズ。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)