“倒(たおれ)” の例文
みんな倒れました、それがいちどきにでしたから気になって、夜の明けるのを待兼(まちかね)てそこらを見ますと、息子の大切にしていた鉢植(はちうえ)——盆栽ものが、みんな倒(たおれ)ている。
人魂火 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
若し躓(つまず)けばもうそれまで、倒(たおれ)たままで、再び起上る事も出来まい。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)