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作善
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さぜん
ふりがな文庫
“
作善
(
さぜん
)” の例文
「往生するもしないも、信仰一つじゃよ。そうじゃ、そなたの一生の行ないの書かれてある
作善
(
さぜん
)
の
文箱
(
ふばこ
)
をみせよう」
現代語訳 平家物語:06 第六巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
世間では内記の
聖
(
ひじり
)
と呼んだ。在俗の間すら
礼仏誦経
(
らいぶつじゅきょう
)
に身心を打込んだのであるから、寂心となってからは、愈々精神を
抖擻
(
とそう
)
して、問法
作善
(
さぜん
)
に油断も無かった。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
従来
僧侶
(
そうりょ
)
でさえあれば善男善女に随喜
渇仰
(
かつごう
)
されて、一生食うに困らず、葬礼、法事、
会式
(
えしき
)
に専念して、
作善
(
さぜん
)
の道を講ずるでもなく、転迷開悟を勧めるでもなく
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
しかしそれは自力
作善
(
さぜん
)
の道徳的行為を媒介として宗教に入るということではない。
親鸞
(
しんらん
)
が『
歎異抄
(
たんにしょう
)
』においての善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をやという語、深く
味
(
あじわ
)
うべきである。
絶対矛盾的自己同一
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
善
常用漢字
小6
部首:⼝
12画
“作”で始まる語句
作
作物
作用
作者
作品
作法
作為
作男
作家
作事