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抖擻
ふりがな文庫
“抖擻”の読み方と例文
読み方
割合
とそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とそう
(逆引き)
世間では内記の
聖
(
ひじり
)
と呼んだ。在俗の間すら
礼仏誦経
(
らいぶつじゅきょう
)
に身心を打込んだのであるから、寂心となってからは、愈々精神を
抖擻
(
とそう
)
して、問法
作善
(
さぜん
)
に油断も無かった。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
得テ年来ノ宿望漸ク将ニ成ラントスルヲ
欣
(
よろこ
)
ビ奮ツテ自ラ其説文ヲ起コシ其図面ヲ描キ
拮据
(
きっきょ
)
以テ日ニ其業ニ従ヘリ而シテ其書タル精ヲ極メ
微
(
び
)
ヲ
闡
(
ひら
)
キ以テ本邦今日日新学術ノ精華ヲ万国ニ発揚スルニ足ルベキモノト為サント欲スルニ在ルヲ以テ之ヲ
済
(
な
)
ス必ズヤ此ニ幾十載ノ星霜ヲ費ス可ク其間日夜
孳々
(
しし
)
事ニ之レ従ヒ其精神ヲ
抖擻
(
とそう
)
シ其体力ヲ
牧野富太郎自叙伝:01 第一部 牧野富太郎自叙伝
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
何で寂心が三河に行ったか、堂寺建立の
勧化
(
かんげ
)
の為だったか何様か、それは一切考え得るところが無いが、
抖擻
(
とそう
)
行脚の
因
(
ちな
)
みに次第次第三河の方へまで行ったとしても差支はあるまい。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
抖擻(とそう)の例文をもっと
(2作品)
見る
抖
漢検1級
部首:⼿
7画
擻
部首:⼿
18画
“抖擻”のふりがなが多い著者
牧野富太郎
幸田露伴