“とそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
抖擻40.0%
斗筲40.0%
妬相20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
得テ年来ノ宿望漸ク将ニ成ラントスルヲよろこビ奮ツテ自ラ其説文ヲ起コシ其図面ヲ描キ拮据きっきょ以テ日ニ其業ニ従ヘリ而シテ其書タル精ヲ極メひらキ以テ本邦今日日新学術ノ精華ヲ万国ニ発揚スルニ足ルベキモノト為サント欲スルニ在ルヲ以テ之ヲス必ズヤ此ニ幾十載ノ星霜ヲ費ス可ク其間日夜孳々しし事ニ之レ従ヒ其精神ヲ抖擻とそうシ其体力ヲ
「いや、かかる斗筲とそうやから、何が怖い——今夜こそ、拙者、是非とも——」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
面に現われた鬼女の妬相とそうにゾッとするほどおそろしさを見せられていたのに、そこへまた弁信が、何かむずかしい因縁を説き出したものでありますから、勘八は無意識に気味が悪くなり
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)