何日いくか)” の例文
なるほど当年二十三のものは子歳で、私は正にそれに当っている。何時いつ何日いくかに扱所に出頭して寸法や何やかやを調べるという布令ふれである。これは大騒ぎ。
古賀は安達が何日いくか何日いくかとに来たかというような事を確めている。店のものは不精々々に返辞をしている。古賀はしばらくしてしおしおとして出て来た。僕等は黙って帰途に就いた。
ヰタ・セクスアリス (新字新仮名) / 森鴎外(著)
だが、どんな重病人でも、いつ何日いくかに死ぬと予め分っているというのは変ではないか。死刑囚ででもない限り……、と考えている内に、川手氏は見る見る幽霊のように青ざめて行った。
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
いま一遍は、いよいよ新聞の方が極まったから、一晩緩り君と飲みたい。何日いくかに来てくれという平岡の端書が着いた時、折あし差支さしつかえが出来たからと云って散歩のついでに断わりに寄ったのである。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
いま一遍は、愈新聞の方がまつたから、一晩ひとばんゆつくきみみたい。何日いくかて呉れといふ平岡の端書はがきいた時、折悪く差支が出来たからと云つて散歩の序に断わりにつたのである。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「あれは何日いくか掛ったら抜けるだろう」と碌さんが圭さんに質問をかける。
二百十日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「今日は何日いくかだっけかね」
二百十日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)