トップ
>
何卒
>
どう
ふりがな文庫
“
何卒
(
どう
)” の例文
私
(
わし
)
も初は進まなかったが考えてみると娘の為め細川の為め至極良縁だと思う、
何卒
(
どう
)
か
貴所
(
あなた
)
その
媒酌者
(
なこうど
)
になってくれまいかとの言葉。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
幾久しく記念致したいと存じますによって、
何卒
(
どう
)
か師匠のお名の一字をお
貰
(
もら
)
い致したい
幕末維新懐古談:06 高村東雲の生い立ち
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
自分は決して浮きたる心でなく
真面目
(
まじめ
)
にこの少女を敬慕しておる、
何卒
(
どう
)
か
貴所
(
あなた
)
も自分のため
一臂
(
いっぴ
)
の力を借して、老先生の方を
甘
(
うま
)
く説いて貰いたい
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
初め植木屋夫婦が引越して来た時、井戸がないので
何卒
(
どう
)
か水を汲ましてくれと大庭家に
依頼
(
たの
)
みに来た。大庭の家ではそれは
道理
(
もっとも
)
なことだと
承諾
(
ゆる
)
してやった。
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「
可
(
よろ
)
しい!
何卒
(
どう
)
か
悉皆
(
すっかり
)
聴かして
貰
(
もら
)
いましょう。今度は僕の方からお願します。」
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
『イヤ
全
(
まつ
)
たく
貴君
(
あなた
)
の物で
御座
(
ござい
)
ます、けれども
何卒
(
どう
)
か
枉
(
まげ
)
て
私
(
わたくし
)
に
賜
(
たまは
)
りたう
御座
(
ござい
)
ます』
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
「
何卒
(
どう
)
ぞ此処へでも
御座
(
おす
)
わんなさいな。」
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「
聴
(
き
)
きますとも!
何卒
(
どう
)
かお話なさい。」
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
卒
常用漢字
小4
部首:⼗
8画
“何卒”で始まる語句
何卒々々