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休戚
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きうせき
ふりがな文庫
“
休戚
(
きうせき
)” の例文
あそこで八年前に、憫むべきわたしの兄は瞑目した。神の慈愛は
彼
(
かれ
)
の上にあれ。兄の最後の数語は我等一族の
休戚
(
きうせき
)
のために思を労したものであつた。絶息する一日前に、彼はわたしに謂つた。
祭日
(新字旧仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
己
(
おれ
)
が自分の
材幹
(
さいかん
)
と
値遇
(
ちぐう
)
とによつて、
吏胥
(
りしよ
)
として
成
(
な
)
し
遂
(
と
)
げられるだけの事を成し遂げた上で、身を引いた
天保
(
てんぱう
)
元年は泰平であつた。民の
休戚
(
きうせき
)
が
米作
(
べいさく
)
の
豊凶
(
ほうきよう
)
に
繋
(
かゝ
)
つてゐる国では、豊年は泰平である。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“休戚”の意味
《名詞》
休戚(きゅうせき)
安心と心配。
(出典:Wiktionary)
休
常用漢字
小1
部首:⼈
6画
戚
常用漢字
中学
部首:⼽
11画
“休”で始まる語句
休
休息
休暇
休憩
休茶屋
休日
休止
休徴
休養
休坂