とある。また能は宋代の芝居から、雅楽は唐代の伎楽から来たものだという林氏の説ものっている。いかにも随筆らしくておもしろい。
上記の夢を見てから一と月も後に博物館で伎楽舞楽能楽の面の展覧会があって見に行った。
“伎楽”の解説
伎楽(ぎがく)は、日本の伝統演劇のひとつである。日本書紀によれば、推古天皇20年(612年)、推古天皇の時代に百済人味摩之(みまし)によって伎楽が伝えられた。中国南部の呉で学んだという(『教訓抄』)。奈良時代の大仏開眼供養(天平勝宝4年(752年))でも上演され、正倉院には、その時使用された伎楽面と衣装が残され、他には法隆寺献納宝物として面が残る。伎楽面は、後の能楽などに比べずっと大型で、頭からスッポリと後頭部含めて被る形式である。行道という一種のパレードと、滑稽味をおびた無言劇と舞と楽奏で構成され、飛鳥時代から奈良時代に寺院の法会でさかんに上演されたが、鎌倉時代に至って次第に衰退し絶えた。
(出典:Wikipedia)
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