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『夢判断』
ふりがな文庫
『
夢判断
(
ゆめはんだん
)
』
友人が妙な夢を見たと云って話して聞かせた。それは田舎の農家で泊った晩のことである。全身がしびれ、強直して動けなくなったが、それが「電気のせい」だと思われた。白い手術着を着た助手らしい男がしきりにあちこち歩き廻ってそれを助けてくれようとするの …
著者
寺田寅彦
ジャンル
哲学 > 心理学 > 心理学
初出
「文芸春秋」1935(昭和10)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
強直
(
こうちょく
)
伎楽
(
ぎがく
)
利目
(
ききめ
)
吃驚
(
びっくり
)
唸
(
うな
)
懸稲
(
かけいね
)
無闇
(
むやみ
)
痺
(
しび
)
簾
(
すだれ
)
頸
(
くび
)
鬣
(
たてがみ
)
鼻面
(
はなづら
)