“付上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つけあが50.0%
つけあげ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
コリャこまった、今から引返すと却て引身ひけみになって追駈けられて後からられる、いっそ大胆に此方から進むにかず、進むからには臆病な風を見せると付上つけあがるから、衝当つきあたるように遣ろうと決心して
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
させたりける或時彦兵衞隱居の方へ來り淺草觀音地内の小間物屋に品物しなもの有る故仲間内の直踏ねぶみには十五兩から九十兩まで付上つけあげたれども能々よく/\見るに百兩に買ても二十兩位は利の有る代物しろものなれば私し百兩と入札にふさついたし落札おちふだになりたる故十兩手附てつけ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)