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人体
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じんてい
ふりがな文庫
“
人体
(
じんてい
)” の例文
旧字:
人體
見受けるところ、剛気なご
人体
(
じんてい
)
だが、
力
(
ちから
)
をたのむものは、とかく大怪我をするものだから、私の忠言をお忘れないように、というようなことをいった。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
日に焼けたるパナマ帽子、背広の服、
落着
(
おちつき
)
のある
人体
(
じんてい
)
なり。風呂敷包を
斜
(
はす
)
に
背
(
しょ
)
い、
脚絆草鞋穿
(
きゃはんわらじばき
)
、
杖
(
ステッキ
)
づくりの
洋傘
(
こうもり
)
をついて、鐘楼の下に出づ。打仰ぎ鐘を眺め
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
少しく派手ではあるが
寛闊
(
かんかつ
)
な様子合いから見ても、銀簪を
揮
(
ふる
)
って、女を殺すような
人体
(
じんてい
)
とは思われません。
銭形平次捕物控:004 呪いの銀簪
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
磨いた顔を
忌
(
いや
)
にてかてかと光らせて、眉毛を細く剃りつけ、見るから芸人を看板にかけているような
気障
(
きざ
)
な
人体
(
じんてい
)
であったが、
工面
(
くめん
)
が悪くないので
透綾
(
すきや
)
の
帷子
(
かたびら
)
に博多の帯
廿九日の牡丹餅
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
どちらも
飄軽
(
ひょうきん
)
なご
人体
(
じんてい
)
だから、眠っているところをやるかも知れず、いきなりの出あいがしらに頂戴するかもしれず、頃合いがわからないので、寝た間も気が休まらない。
ボニン島物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
▼ もっと見る
朱塗の大きな
円卓
(
えんたく
)
をかこんで、格式張ったお役人ふうなのをひとりまぜ、
大商賈
(
おおどこ
)
の主人とも見える
人体
(
じんてい
)
が四人、ゆったりと椅子にかけ、
乾酪
(
チーズ
)
を肴に葡萄酒の杯をあげている。
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“人体”の意味
《名詞》
人 体(じんたい、じんてい、にんてい)
(じんたい、じんてい)人間の体。
(じんてい、にんてい)人柄。人品(がいいこと)。
(にんてい)容姿。外見。
(出典:Wiktionary)
“人体”の解説
人体(じんたい、en: human body)とは、人間の体を指す。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“人体”で始まる語句
人体力学
人体改良
人体模型
人体模形
人体測定学
人体集成手術隊