トップ
>
主税之助
>
ちからのすけ
ふりがな文庫
“
主税之助
(
ちからのすけ
)” の例文
麻布の
蝦蟇
(
がま
)
池(港区元麻布二丁目一〇番)、この池は山崎
主税之助
(
ちからのすけ
)
という旗本の屋敷の中にありましたが、ある夏の夕暮でした。
江戸の化物
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
偖も大岡殿は
退出
(
たいしゆつ
)
後
(
ご
)
早速
(
さつそく
)
佐
(
すけ
)
十郎
郷
(
がう
)
右衞門の兩人を
呼
(
よび
)
出し今度の
趣意
(
しゆい
)
を
尋
(
たづ
)
ねられければ兩人謹んで
平伏
(
へいふく
)
なし私し主人の先代平助儀
當主
(
たうしゆ
)
主税之助
(
ちからのすけ
)
養子
(
やうし
)
に
參
(
まゐ
)
られ候後兩人の
男子
(
だんし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
僞
(
いつ
)
はり候へども歸の程甚だ
當惑
(
たうわく
)
仕
(
つか
)
まつると申上ければ中納言樣には
主税之助
(
ちからのすけ
)
を召れ其方越前を宅迄送屆け申べし此使は大切なるぞ其方より
外
(
ほか
)
に勤る者なし必ず
後
(
おく
)
れを取候な其刀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
領せし御旗本の二男
主税之助
(
ちからのすけ
)
と云へる者
人品
(
じんぴん
)
歳頃
(
としごろ
)
とも
相應
(
さうおう
)
なるにより是を乞ひて嘉川の養子に貰ひし處に其後平助は藤五郎藤三郎と云へる二人の男子を
儲
(
まう
)
けしかば主税之助を
貰
(
もら
)
ひしことを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
税
常用漢字
小5
部首:⽲
12画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“主税”で始まる語句
主税
主税頭
主税介