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丙寅
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へいいん
ふりがな文庫
“
丙寅
(
へいいん
)” の例文
明史
(
みんし
)
、
恭閔恵
(
きょうびんけい
)
皇帝紀に記す、宮中火起り、帝終る所を知らずと。皇后
馬氏
(
ばし
)
は火に赴いて死したもう。
丙寅
(
へいいん
)
、諸王及び文武の臣、燕王に位に
即
(
つ
)
かんことを請う。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
コレ鄙稿ヲ
篋底
(
きょうてい
)
ニ探リ出シテ
新
(
あらた
)
ニ
剞劂
(
きけつ
)
氏ニ託スル
所以
(
ゆえん
)
ナリトイフ。大正十五年
丙寅
(
へいいん
)
初春永井荷風識。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
本年三十二歳、
甲子
(
こうし
)
ノ年、
乙丑
(
いつじゅう
)
ノ月、
丙寅
(
へいいん
)
ノ日、
丁卯
(
ていぼう
)
ノ時刻に生れました。……が先生、金が入るとか、損するとか、そんな日常茶飯事は、
貴筮
(
きぜい
)
に伺う必要はありません。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
慶応二年
丙寅
(
へいいん
)
初冬付『西洋事情』初篇は出版後一年間の
売捌
(
うりさばき
)
高だけで、正版偽版とりまぜ十万部の上にのぼった。福沢諭吉生誕百年祭を祝うきょうび、日本の出版屋にとって
涎
(
よだれ
)
の垂れる記録である。
福沢諭吉
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
丙寅
(
へいいん
)
八月、宇右衛門殿物語り。甚兵衛殿も聞及ぶの由、
同坐
(
どうざ
)
にて語る
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“丙寅”の意味
《名詞》
干支の一つ。60ある干支の組合せの3番目。
(出典:Wiktionary)
“丙寅”の解説
丙寅(ひのえとら、へいかのとら、へいいん)は、干支の一つ。
干支の組み合わせの3番目で、前は乙丑、次は丁卯である。陰陽五行では、十干の丙は陽の火、十二支の寅は陽の木で、相生(木生火)である。
(出典:Wikipedia)
丙
常用漢字
中学
部首:⼀
5画
寅
漢検準1級
部首:⼧
11画
“丙”で始まる語句
丙
丙午
丙辰
丙子
丙戌
丙吉
丙種
丙午年
丙太
丙申