“上々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうじょう57.1%
こうごう14.3%
じやう/\14.3%
じょう/\14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「敵にはいかなるはかりごとがあろうも知れませぬ。なんの対策もなくそこへとびこんでまいるは、上々じょうじょうの策ではござりませぬ。なにとぞ思いとどまって——」
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
清葉は欄干に上々こうごうしい。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
鹽花しほばなこそふらねあとは一まづして、若旦那わかだんな退散たいさんのよろこび、かねしけれどにくければいゑらぬは上々じやう/\なり、うすればのやうに圖太づぶとくなられるか
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
上々じょう/\のしゅびにて御ほっそくなされましたとのこと。
盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)