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一銚子
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ひとちようし
ふりがな文庫
“
一銚子
(
ひとちようし
)” の例文
内の
燈火
(
あかし
)
は常より
鮮
(
あざやか
)
に
主
(
あるじ
)
が晩酌の
喫台
(
ちやぶだい
)
を照し、
火鉢
(
ひばち
)
に
架
(
か
)
けたる
鍋
(
なべ
)
の物は
沸々
(
ふつふつ
)
と
薫
(
くん
)
じて、はや
一銚子
(
ひとちようし
)
更
(
か
)
へたるに、
未
(
いま
)
だ狂女の
音容
(
おとづれ
)
はあらず。お峯は
半
(
なかば
)
危みつつも幾分の
安堵
(
あんど
)
の思を
弄
(
もてあそ
)
び喜ぶ
風情
(
ふぜい
)
にて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
銚
漢検準1級
部首:⾦
14画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥