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䰗
ふりがな文庫
“䰗”の読み方と例文
読み方
割合
くじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くじ
(逆引き)
舎監の赤い髭を憶出した。食堂の麦飯の
香
(
にほひ
)
を憶出した。よく
阿弥陀
(
あみだ
)
の
䰗
(
くじ
)
に当つて、買ひに行つた門前の菓子屋の婆さんの顔を憶出した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「残っているものが少ないから当り
䰗
(
くじ
)
が多い
次第
(
わけ
)
さ。しかし我輩は死ぬのを恐れてこんなことを言うのじゃない」
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
彼等
(
かれら
)
は
丁度
(
ちやうど
)
䰗
(
くじ
)
を
引
(
ひ
)
くやうに
屹度
(
きつと
)
一
(
ひと
)
つは
當
(
あた
)
る
筈
(
はず
)
のどつぺを
悉皆
(
みんな
)
が
心
(
こゝろ
)
あてに
掴
(
つか
)
んで
引
(
ひ
)
くのである。一
度
(
ど
)
毎
(
ごと
)
に
失望
(
しつばう
)
と
滿足
(
まんぞく
)
とが
悉皆
(
みんな
)
の
顏
(
かほ
)
にそれからそれと
移
(
うつ
)
つて
行
(
ゆ
)
く。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
䰗(くじ)の例文をもっと
(4作品)
見る
䰗
部首:⾾
21画
“䰗”を含む語句
䰗引
神䰗
貧乏䰗
“䰗”のふりがなが多い著者
ホーマー
佐々木邦
長塚節
島崎藤村