“メートル”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
73.1%
米突25.4%
計器0.5%
計量器0.5%
長測器0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
円筒というのは、ブリキ製のつつで、その中の二メートルを落下するに要する時間を測った。その測定器の概略は第33図に示す如くである。
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
ミラボーが子供の時、ある貴族の運動会へ出掛けて往つて、何米突メートルかの徒歩競走に第一着を取つた事があつた。競走は懸賞附であつた。
電気や蒸気を送るためのパイプが何本となく壁をいまわり配電盤には百個にちかい計器メートルが並び、開閉器スイッチやら青赤のパイロット・ランプやら真空管が窮屈きゅうくつそうに取付けられていて
月世界探険記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
警部は二人を導いて、台所へ連れて行き、そこの戸棚の上の、壁にそなえつけてある電燈の計量器メートルを指さした。
凍るアラベスク (新字新仮名) / 妹尾アキ夫(著)
巨大な影の交錯する縞の中で、人々の口がはじけていた。棉の塊りは動乱する頭の上を躍り廻った。つぶて長測器メートルにあたって、ガラスを吐いた。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)