“メエトル”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ブンと風をきり、五十メエトルも海にむかって、突き刺さって行く槍の穂先ほさきが、波にちるとき、キラキラッと陽にくるめくのが、素晴すばらしい。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
御坂峠、海抜千三百メエトル。この峠の頂上に、天下茶屋といふ、小さい茶店があつて、井伏鱒二氏が初夏のころから、ここの二階に、こもつて仕事をして居られる。私は、それを知つてここへ来た。
富嶽百景 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
コオスは掘割ほりわりになっていて、流れはほとんどありません。大体、二千メエトルの長さしかなく、なんども、往復して練習をしました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
あとで、みていた人達は、もう千メエトルあったなら、日本クルウは、英国をいていたかも知れない、と言ったそうです。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)