“メキシコ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
墨西哥75.0%
6.3%
墨国6.3%
墨士州6.3%
墨西其6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その同年(千八百四十六年)米国は南墨西哥メキシコを攻め、その明年西部カリホルニヤにおいて、金鉱を発見す。西漸せいぜんいきおい日一日よりも急なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
メキシコ南部の湾は曲線を描き、街路は山の根をめぐって続く。はずれの要塞は兵の備えとなり、砲台は湾口を挟んで設置されている。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
形づくり、みどりの影がいりみだれて青いさざなみにうつっている。霜も雪もメキシコ南部の地を侵すこともなく、山紫水明の天然の美しさは一年を通じてのものである。
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
三井物産のランチに乗つて上陸しようとする時僕は香港ホンコン電信局からの通知を受取つた。日本から上海シヤンハイを経て転送された電報が届いて居るから、墨国メキシコ銀三ドル十五銭を持参して受取れと云ふのである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
巴南パナマ運河をみて、ゆくゆく墨士州メキシコに吟詠す。アメリカの山々は雲のうちにかくれ、ハワイ島は波のまに浮かんでいた。頭をあげて家郷の近きを感ずるに、まず灯台が目に入ってきたのだ。
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
墨西其メキシコ、モンテネグロ、和蘭オランダ波斯ペルシャ葡萄牙ポルトガル羅馬尼亜ルーマニア露西亜ロシア塞耳比亜セルビア暹羅シャム瑞典スウェーデン那威ノルウェー瑞西スイス土耳其トルコ勃牙利ブルガリアの二十六ヵ国の全権大使が会合して、国際的争議を解決するに
文明史上の一新紀元 (新字新仮名) / 大隈重信(著)