“テラース”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
覧台40.0%
高壇40.0%
露台20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ペチュニアの甘っぽいかおりが、覧台テラースかきの下に眠ってる暗い運河の、白けたやや腐れっぽいにおいに交っていた。
高壇テラース手摺てすりひじをついて、河の方へ低くなってる芝生の斜面を眼の下に眺めた。地面は湯気をたてて、生温なまあたたかい水蒸気が日向ひなたに立ち上っていた。雨のしずくが草の上にひらめいていた。
あなたも覚えてらっしゃるでしょう、毎晩いつも夕食のあとで、あなたと二人、庭の露台テラースに腰かけて、よくこれと同じような題目テーマで、これと同じようなことを、盛んに話したものじゃありませんか。