“覧台”の読み方と例文
読み方割合
テラース100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは道中予定の佇止ちょしであって、過ぎ来し谷間をふり返り見、行く手の遠い地平線をうちながむべき、人生の大なる覧台テラースの一つである。
ペチュニアの甘っぽいかおりが、覧台テラースかきの下に眠ってる暗い運河の、白けたやや腐れっぽいにおいに交っていた。
生前最後に会ったとき夫へ言った言葉を飽かず思い起こしては、彼女の心はさらに苦しみもだえていた。オリヴィエは覧台テラースの腰掛でかわした話を思っていた。