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覧台
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テラース
ふりがな文庫
“
覧台
(
テラース
)” の例文
これは道中予定の
佇止
(
ちょし
)
であって、過ぎ来し谷間をふり返り見、行く手の遠い地平線をうちながむべき、人生の大なる
覧台
(
テラース
)
の一つである。
ジャン・クリストフ:09 第七巻 家の中
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
ペチュニアの甘っぽい
香
(
かお
)
りが、
覧台
(
テラース
)
の
墻
(
かき
)
の下に眠ってる暗い運河の、白けたやや腐れっぽい
匂
(
にお
)
いに交っていた。
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
生前最後に会ったとき夫へ言った言葉を飽かず思い起こしては、彼女の心はさらに苦しみもだえていた。オリヴィエは
覧台
(
テラース
)
の腰掛でかわした話を思っていた。
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
髭
(
ひげ
)
をひねりながら、また、
覧台
(
テラース
)
の舗石に拍車を鳴らしながら、腕のように太いお世辞を言ったり、愉快な冗談口をきいたりした。アントアネットは彼を面白い男だと思った。
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
覧
常用漢字
小6
部首:⾒
17画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“覧”で始まる語句
覧
覧古
覧箱
覧給