“台覧”の読み方と例文
読み方割合
たいらん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有明村は有名な天蚕飼育地であるから、地方の産業に深く御心を留めさせられる殿下の台覧たいらんを仰いだ当事者は、さぞ忝く思った事であろう。
「勧進帳」その他が、明治天皇陛下、皇后宮あきのみや、皇太后の宮と、天覧につづき台覧たいらんになったことは、劇界ばかりではない、諸芸の刺戟しげきになったのだ。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
四月二十八日 吹上御苑ふきあげぎょえん拝観。三笠宮様御催し。御苑内、霜錦亭にて俳句会。両殿下、侍従三人、立子、虚子。皇后陛下もお出ましになり、選句台覧たいらん
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)